保育園給食のおすすめ業者は?失敗しない選び方7つと委託のポイントを解説
はじめに
保育園給食では、献立作成や栄養計算、食材の発注、調理、アレルギー対応、衛生管理など、さまざまな業務が発生します。調理員や栄養士の不足によって、一部の職員へ負担が集中している園も少なくありません。
給食業務の負担を軽減する方法として、給食業者への委託や、献立・食材をまとめて提供するミールキットの活用が挙げられます。ただし、業者によって任せられる業務や費用、スタッフの配置、アレルギー対応、食育支援などは異なります。
知名度や料金だけで選ぶと、「調理員不足を解消したかったのに、調理は園側に残った」「委託後も献立の調整業務が減らなかった」といったミスマッチが起こる可能性があります。
この記事では、保育園給食のおすすめ業者を選ぶ7つのポイントをはじめ、園の課題に合ったサービスの選び方、費用の比較方法、契約前に確認したい注意点を解説します。最後に、自園調理を続けながら給食業務を効率化できる保育施設向けミールキット「はぴみる」も紹介します。
目次
1. 保育園給食業者に依頼できる主な業務

保育園給食の外部サービスは、調理を含むすべての業務を任せるものだけではありません。献立作成や食材発注だけを外部化し、調理は園内で続ける方法もあります。
まずは、主なサービス形態と依頼できる業務の違いを確認しましょう。
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サービス形態 |
主な依頼内容 |
適している園 |
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給食業務の全面委託 |
スタッフ配置、献立作成、食材調達、調理、衛生管理など |
調理員の採用やシフト管理まで任せたい園 |
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献立・食材提供型 |
献立、レシピ、栄養計算、必要量の食材など |
自園調理を続けながら献立・発注業務を減らしたい園 |
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一部業務の委託 |
献立作成、栄養計算、食材発注など特定業務のみ |
現在負担になっている業務だけを外部化したい園 |
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調理済み給食の外部搬入 |
外部施設で調理した給食の配送 |
厨房や調理体制の確保が難しい園 |
1-1. 給食業務の全面委託
全面委託は、委託会社が園内厨房へ調理スタッフを配置し、給食の調理や衛生管理などを担う方法です。契約内容によっては、献立作成、栄養計算、食材の調達、スタッフの採用・教育、シフト作成、欠勤対応まで任せられます。
調理員を募集しても応募がない、採用しても定着しない、急な欠勤のたびに園長や保育士が対応している場合には、全面委託が有力な選択肢になります。
一方、すべての業務を委託できるとは限りません。献立の最終確認、園児の喫食状況の把握、保護者との連絡、アレルギー情報の共有など、園側に残る業務もあります。委託後の役割分担を契約前に明確にすることが重要です。
1-2. 献立・食材提供型のサービス
献立・食材提供型は、栄養計算された献立と調理に必要な食材をセットで利用する方法です。調理は園内のスタッフが行うため、自園調理の体制を維持できます。
献立と食材が連動していれば、毎月の献立作成、仕入れ先ごとの発注、買い出し、使用量の計算、在庫管理などを減らしやすくなります。調理員は確保できているものの、栄養士や調理スタッフが献立作成から発注まで抱えている園に適した形です。
ただし、食材の検品、保管、下処理、調理、配膳、洗浄などは園側で行います。調理そのものに必要な人数や時間を減らしたい場合は、食材の加工状態やレシピの工程数も確認しましょう。
1-3. 一部業務のみの委託
給食業務のうち、献立作成や栄養計算、食材発注、帳票作成など、特定の業務だけを依頼する方法もあります。
たとえば、栄養士の退職によって一時的に献立を作成できない場合や、調理スタッフはいるものの発注業務に時間がかかっている場合には、必要な部分だけを外部化することで負担を抑えられます。
部分委託では全面委託よりも園の方針を残しやすい一方、園と業者の業務が重なる部分も生まれやすくなります。「誰が献立を承認するのか」「食材を変更した場合に誰が栄養価を再計算するのか」まで決めておきましょう。
1-4. 調理済み給食の外部搬入
園外の調理施設で作られた給食を配送してもらう方法です。園内に十分な厨房設備がない場合や、調理スタッフを確保できない場合に検討されます。
ただし、外部搬入の可否や必要な設備、衛生管理、年齢に応じた食事への対応などは、施設の種類や自治体の基準によって異なります。導入を検討する際は、自治体の担当部署へ事前に確認してください。幼保連携型認定こども園に関しては、こども家庭庁からも食事の外部搬入に関する資料が公開されています。
保育園給食の外部サービスには、全面委託、献立・食材提供、一部業務の委託、調理済み給食の外部搬入などがあります。人員不足を解消したいのか、献立作成や発注の負担を減らしたいのか、厨房設備の制約を補いたいのかによって適した形は異なるため、園内に残る業務も含めて委託範囲を整理しましょう。
2. 保育園給食のおすすめ業者を選ぶ7つのポイント

保育園給食のおすすめ業者は、園が抱えている課題によって異なります。一律に「この業者が最もよい」と判断するのではなく、次の7つのポイントから自園との相性を確認しましょう。
2-1. 解決したい課題と委託範囲が合っているか
最初に確認したいのは、現在の課題と業者へ依頼できる業務が合っているかです。
調理員の採用や欠勤対応に困っている場合は、スタッフ配置まで担う全面委託を検討する必要があります。一方、調理体制は維持できており、献立作成や食材発注に負担を感じている場合は、献立・食材提供型のサービスが適しています。
導入前には、現在行っている給食業務をすべて書き出し、外部へ任せる業務と園内に残す業務を分けてみましょう。
具体的には、次のような業務があります。
- 献立作成と栄養計算
- 食材の選定と発注
- 納品時の検品と保管
- 下処理と調理
- 離乳食とアレルギー対応食の調理
- 配膳と食器の回収
- 洗浄と厨房清掃
- 検食と保存食の管理
- 衛生記録や監査資料の作成
- 調理スタッフの採用、教育、シフト管理
「給食業務を委託する」という言葉だけで判断せず、どこからどこまで依頼できるのかを業務単位で確認することが大切です。
2-2. 保育園・幼稚園での運営実績があるか
保育園給食では、乳幼児の成長段階に応じた硬さ、大きさ、味付け、提供量への配慮が必要です。一般的な社員食堂や高齢者施設での実績が豊富でも、保育施設で同じように対応できるとは限りません。
業者を比較するときは、保育園、幼稚園、認定こども園などでの導入実績を確認しましょう。受託施設数だけでなく、自園と同程度の園児数や厨房設備、人員体制で運営している事例があるかも重要です。
小規模保育園の場合は少人数での提供実績、複数園を運営する法人の場合は複数施設をまとめて管理した実績を確認します。可能であれば、導入事例や利用施設の声だけでなく、現在の人員配置や導入前後の業務変化についても説明を受けましょう。
2-3. 献立と栄養管理をどのように行うか
給食業者を選ぶ際は、管理栄養士や栄養士がどのように献立を作成し、栄養管理を行っているかを確認します。
エネルギーや各栄養素の基準を満たすだけでなく、年齢や発達に合った食材の形状、季節感、彩り、食べやすさなども重要です。毎月同じようなメニューが続かないか、和食・洋食・郷土料理・行事食などをバランスよく取り入れられるかも確認しましょう。
また、園児の喫食状況や残菜を献立改善へ反映できる仕組みがあるかも判断材料になります。こども家庭庁の「保育所における食事の提供ガイドライン」でも、食事を提供するだけでなく、子どもの状態を把握し、内容を評価・改善する考え方が示されています。
園独自の献立を取り入れたい場合は、共通献立からどの程度変更できるか、変更時に追加料金や栄養価の再計算が必要になるかも確認してください。
2-4. アレルギー対応の手順が明確か
「アレルギー対応可能」と記載されているだけでは、具体的な対応範囲を判断できません。
除去食や代替食を提供できるのか、専用の献立が用意されているのか、調理器具や作業場所を分けるのか、食材変更時にどのように情報共有するのかまで確認する必要があります。
特に確認したいのは、次のような項目です。
- 対応できるアレルゲンの範囲
- 原材料や加工食品の表示確認方法
- 献立変更時の連絡手順
- 調理、盛り付け、配膳時の確認方法
- 誤配膳を防ぐための食器やトレーの区別
- コンタミネーションを防ぐための調理手順
- 緊急時の連絡・対応方法
- 保護者や主治医から受け取った情報の管理方法
こども家庭庁の「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン(2019年改訂版)」では、生活管理指導表に基づく組織的な対応や、安全を優先した食事提供の考え方が示されています。
アレルゲンを使用しない献立が用意されている場合でも、個別の診断内容や園のアレルギー対応手順に合うとは限りません。サービス内容だけで判断せず、園、保護者、医師、調理担当者の間で情報を共有し、安全に提供できる体制を整えましょう。
2-5. 衛生管理とスタッフ教育が徹底されているか
保育園給食では、食材の納品から保管、下処理、加熱、配膳、洗浄まで、一連の工程で衛生管理を徹底する必要があります。
全面委託の場合は、調理スタッフに対する衛生研修、健康管理、検便、厨房内の点検、調理温度の記録などをどのように実施しているか確認します。本社やエリア担当者が定期的に巡回し、現場を確認する体制があるかも重要です。
献立・食材提供型のサービスでは、食材の仕入れ基準、温度管理、配送方法、賞味期限、原材料表示、不良品や欠品が発生した場合の対応を確認しましょう。万が一、食材の回収や差し替えが必要になったとき、園へ速やかに連絡される仕組みがあるかも判断材料になります。
書面上のマニュアルだけでなく、実際の厨房や配送状態を見ながら確認することが大切です。
2-6. 欠勤や災害時にも給食を継続できるか
給食は原則として毎日提供するため、調理スタッフの欠勤、食材の欠品、配送遅延、厨房設備の故障、災害などが起きた場合の対応も確認しておく必要があります。
全面委託の場合は、急な欠勤が発生した際に代替スタッフを派遣できるか、近隣の受託施設から応援を出せるか、応援スタッフが園のアレルギー情報や調理手順を把握できるかを確認します。
献立・食材提供型のサービスでは、配送できない場合の連絡方法や代替食材の提案、欠品時の献立変更、保存可能な非常食の用意などを確認しましょう。
「通常どおり提供できない場合に、誰が、いつまでに、どの方法で対応するか」が明確な業者を選ぶことで、緊急時の混乱を抑えやすくなります。
2-7. 食育や保護者支援まで相談できるか
保育園給食は、子どもたちがおなかを満たすためだけのものではありません。旬の食材を知る、調理の音や香りを感じる、友達と一緒に食べるなど、食への関心を育てる機会でもあります。
食育を重視する園では、年間食育計画、行事食、郷土料理、野菜の栽培、クッキング体験などを支援できるか確認しましょう。教材が豊富でも、保育士の準備負担が大きければ継続は難しくなります。必要な食材、実施手順、園児への説明資料まで提供されるかを見ることがポイントです。
また、給食だよりや家庭向けレシピ、調理動画など、保護者との連携に活用できるコンテンツがあるかも確認します。園で食べている献立を家庭でも再現できれば、子どもの好き嫌いや食事に悩む保護者への支援にもつながります。
このように、給食業者を比較する際は、委託範囲や費用だけでなく、保育施設での実績、安全管理、緊急時の対応、食育支援まで総合的に確認する必要があります。「対応できるか」だけでなく、具体的な手順や担当者、追加費用まで確認することで、導入後のミスマッチを防ぎやすくなります。
3. 園の課題別に見る給食サービスの選び方

7つのポイントを確認しても候補を絞れない場合は、現在の給食運営で最も大きな課題からサービス形態を選びましょう。
3-1. 調理員を採用できない園
調理員を募集しても応募がない、採用後の定着率が低い、欠勤のたびに園内で調整している場合は、スタッフ配置を含む全面委託が候補になります。
ただし、委託会社も新たにスタッフを採用して配置することがあります。そのため、「委託すればすぐに人員不足が解消する」とは限りません。
配属予定の人数や勤務時間に加え、欠員時の応援体制、近隣事業所の有無、採用が間に合わない場合の導入時期まで確認しましょう。見積金額だけでなく、現場を支援するマネージャーや代替要員を含めて比較する必要があります。
3-2. 献立作成と食材発注を減らしたい園
調理スタッフは確保できているものの、栄養士が献立作成、発注、調理、帳票作成まで抱えている場合は、献立・食材提供型のサービスが適しています。
献立と必要量の食材が連動していれば、複数の仕入れ先への注文や買い出し、使用量の計算、在庫確認を減らせます。栄養計算済みの献立や監査時に必要なデータが提供されるサービスであれば、書類作成の負担軽減も期待できます。
一方、調理や検品、保管、アレルギー対応などは園内に残ります。導入前には、現在の調理スタッフで無理なく運用できるかを実際の厨房で確認しましょう。
3-3. 園児数が少ない小規模園
小規模園では、全面委託に必要な固定費が一人当たりで大きくなる可能性があります。そのため、必要な人数分から注文できるミールキットや、献立作成・食材発注のみを依頼する部分委託も比較対象になります。
最低注文数、配送費、最低契約期間、注文単位、人数変更の締切などを確認してください。園児の欠席によって食数が変わりやすい場合は、注文数を変更できる時期が食材ロスや費用に影響します。
また、小規模園では一人調理になりやすいため、レシピの工程数や使用する調理器具も重要です。試食時には味だけでなく、一人で安全に調理し、提供時刻に間に合わせられるかを確認しましょう。
3-4. 食育や園独自の給食を充実させたい園
食育を園の特色にしたい場合は、用意されているコンテンツの数だけでなく、園の年間計画へ無理なく組み込めるかを確認します。
園で育てた野菜を給食に使用する、地域の郷土料理を提供する、調理スタッフが食材について説明するなど、実施したい取り組みを具体的に伝えましょう。
共通献立を利用する場合は、園独自の食材や行事食を取り入れられるか、献立変更に追加費用がかかるかを確認します。食育コンテンツについても、保育士向けの実施手順や保護者向け資料まで提供されると、準備の負担を抑えながら継続しやすくなります。
園に合うサービスを選ぶには、現在の給食運営で最も大きな課題を明確にし、それを直接解決できる委託形態を選ぶことが大切です。人手不足、献立・発注の負担、園の規模、食育の充実などの優先順位を整理し、現場で無理なく継続できるかまで確認しましょう。
4. 保育園給食業者の費用を比較する方法

保育園給食の料金は、サービス形態、園児数、職員の食数、提供日数、食事とおやつの回数、厨房設備、スタッフ人数、配送地域、アレルギー対応などによって変わります。
公式サイトに一律の料金が掲載されていない場合も多いため、同じ条件で見積もりを取り、年間の総コストで比較することが重要です。
4-1. 同じ委託範囲で見積もりを取る
一方の見積もりには食材費や配送費が含まれ、もう一方には含まれていなければ、総額だけを見ても正確に比較できません。
見積もりを依頼する際は、次の条件を統一して伝えましょう。
- 園児と職員の食数
- 園児の年齢構成
- 給食の提供日と提供回数
- 昼食とおやつの内容
- 離乳食とアレルギー対応の人数
- 厨房設備と使用可能な調理器具
- 現在のスタッフ数と勤務時間
- 希望する委託業務の範囲
- 行事食や土曜日給食の有無
全面委託の場合は、食材費と委託管理費の内訳も確認します。委託管理費にスタッフの採用、教育、欠勤対応、栄養士業務、本社管理費などがどこまで含まれているかを見ましょう。
4-2. 追加費用と価格改定の条件を確認する
基本料金のほかに、初期費用、配送費、システム利用料、衛生検査費、消耗品費、行事食、土曜日対応、時間外対応などが発生する場合があります。
食材価格や人件費が上昇した場合の価格改定条件も確認が必要です。改定の時期、算定方法、事前通知の期間が明確になっているかを確認しましょう。
月額料金が安く見えても、アレルギー対応や欠勤時の代替要員が別料金であれば、年間費用が高くなる可能性があります。想定される追加費用を含めて試算することが大切です。
4-3. 園内に残る人件費と管理時間を含める
献立・食材提供型のサービスでは、利用料金に加えて、園内で調理を行うスタッフの人件費が残ります。
全面委託と比較するときは、現在の栄養士・調理員の給与だけでなく、求人広告、採用面接、研修、シフト作成、欠勤対応、献立作成、食材発注、買い出しなどに使っている時間も含めて考えましょう。
年間総コストは、次のように整理できます。
年間総コスト=サービス利用料+園内に残る人件費+追加費用+園側の管理業務にかかるコスト
サービスの導入によって生まれた時間を保育、食育、給食内容の評価に活用できるのであれば、料金だけには表れない効果も期待できます。反対に、確認や調整の業務が想定以上に残る場合は、期待した効率化につながらない可能性があります。
費用を比較する際は、見積金額の安さだけでなく、同じ委託条件で年間の総コストを算出することが重要です。追加費用や価格改定、園内に残る人件費・管理時間まで含めることで、実際にどのサービスが負担軽減と費用対効果につながるのかを判断しやすくなります。
5. 給食業者との契約で失敗しないための進め方

給食業者の導入や変更は、毎日の食事だけでなく、職員の働き方や保護者への説明にも影響します。営業資料や見積金額だけで決めず、実際の献立と運営体制を段階的に確認しましょう。
5-1. 現在の課題と必須条件を整理する
最初に、現在困っていることと、サービス導入後も守りたいことを分けて整理します。
たとえば、「調理員の欠勤対応を減らしたい」は解決したい課題です。一方、「出汁を活用した薄味の献立を続けたい」「園で育てた野菜を使用したい」は維持したい条件になります。
さらに、「必ず満たす必要がある条件」と「できれば満たしたい条件」に分けると、提案内容を比較しやすくなります。施設の種類によって必要な基準や自治体への手続きが異なる場合もあるため、この段階で確認しましょう。
5-2. 同じ条件で提案と見積もりを受ける
サービスを比較する際は、各業者へ同じ条件を提示します。
見積書だけでなく、業務分担表、スタッフ配置案、献立例、アレルギー対応手順、衛生管理資料、緊急時の対応、導入スケジュールなども確認しましょう。
担当者の説明が具体的かどうかも重要です。質問に対して「対応できます」と答えるだけでなく、誰が、どの手順で、どこまで対応するのかを説明できる業者であれば、導入後の運用も想定しやすくなります。
5-3. 試食や厨房での試行を行う
試食では、味や見た目だけでなく、子どもの年齢に合った硬さ、大きさ、量になっているかを確認します。
献立・食材提供型のサービスでは、実際の調理スタッフが園の厨房で調理し、納品確認から下処理、加熱、盛り付け、洗浄までにかかる時間を測定しましょう。
全面委託の場合は、可能であれば既存の受託施設を見学し、厨房の衛生状態やスタッフの動き、保育士との情報共有などを確認します。
園児の食べる様子や残菜、調理スタッフと保育士の意見も記録し、導入前後で比較できるようにしておくことが大切です。
5-4. 契約書で責任と緊急時対応を明確にする
契約書では、献立の承認、食材変更、アレルギー対応、検食、衛生記録、事故報告、監査資料、費用負担などについて、園と業者の役割を明確にします。
欠勤や災害によって通常どおり給食を提供できない場合の代替方法、契約解除の条件、損害賠償、個人情報の取り扱いも確認が必要です。
給食業務を外部へ依頼しても、園児の喫食状況や残菜を把握し、提供内容を評価する園の役割がなくなるわけではありません。月次の給食会議など、業者と情報共有や改善を行う頻度まで決めておきましょう。
給食業者との契約で失敗を防ぐには、課題の整理から見積もり、試食・試行、契約内容の確認までを段階的に進めることが大切です。園と業者の責任範囲や緊急時の対応を曖昧にせず、導入後も給食内容と運営体制を定期的に見直せる仕組みを整えましょう。
6. 自園調理の負担を軽減するなら「はぴみる」がおすすめ

保育園給食の調理をすべて外部へ委託するのではなく、自園調理を続けながら献立作成や食材発注の負担を減らしたい園には、保育施設向けミールキットの「はぴみる」がおすすめです。
はぴみるでは、専属の管理栄養士がプロデュースした献立と、調理に必要な食材を保育施設へ届けています。
献立と食材が連動しているため、献立作成、栄養計算、食材ごとの発注、使用量の計算、買い出しといった業務をまとめて効率化できます。
6-1. 管理栄養士による献立と必要量の食材をまとめて利用できる
はぴみるでは、子どもたちの栄養バランスや食べやすさを考えた献立・レシピが用意されています。通常の給食だけでなく、行事食、誕生日献立、郷土料理、世界の料理などを取り入れたメニューも提供されています。
食材は10人分から必要な人数分を注文でき、昼食やおやつに加え、調味料、米、イベント用食材についても相談できます。
利用人数に応じた食材が届くため、園側で一から必要量を計算する必要がなく、余剰食材や在庫管理の負担も抑えやすくなります。毎日の価格が固定されているため、給食予算を見通しやすいことも特徴です。
ただし、注文単位や締切、配送方法は地域によって異なります。園の所在地や食数に合った運用ができるか、導入前に確認しましょう。
6-2. 離乳食や3大アレルゲンフリー献立も用意されている
はぴみるでは、乳・卵・小麦を使用しない3大アレルゲンフリー献立「はぴふり」が用意されています。また、同じ食材を活用した離乳食用レシピについても案内されています。
通常食と異なる食材を一から選定し、個別に献立を作成する負担を軽減しやすい点がメリットです。
ただし、アレルゲンフリー献立を利用する場合でも、すべての食物アレルギーへ一律に対応できるわけではありません。園児ごとの生活管理指導表や医師の指示を確認し、園の調理環境や配膳手順を含めて安全に提供できるかを判断する必要があります。
6-3. 食育・保護者支援・監査対応まで相談できる
はぴみるでは、給食用のミールキットだけでなく、契約園向けの年間食育計画や食育コンテンツも用意されています。
季節の食材に触れる体験型コンテンツを活用すれば、保育士が一から企画を考える負担を減らしながら、子どもたちが食材に興味を持つ機会をつくれます。
さらに、家庭向けの献立検索サイトや調理動画も案内されています。園で食べている献立を家庭でも再現できるため、保護者が抱える子どもの食事や好き嫌いの悩みへの支援にも活用できます。
献立表、給食だより、監査時に必要なデータなども用意されており、給食に関する帳票作成の負担軽減も期待できます。導入後は専任担当者による定期訪問やオンラインでのフォローも案内されています。
6-4. はぴみるが適している保育園
はぴみるは、次のような課題を抱えている園に適しています。
- 自園調理を続けながら給食業務を効率化したい
- 献立作成や栄養計算の負担を減らしたい
- 食材ごとの発注や買い出しを減らしたい
- 必要量の計算や在庫管理を効率化したい
- 離乳食やアレルゲンフリー献立を活用したい
- 食育や保護者向けコンテンツを充実させたい
- 給食だよりや監査用データの準備を効率化したい
一方、はぴみるは調理スタッフの配置までを請け負う全面委託サービスではありません。調理員の採用やシフト管理、欠勤時の代替要員まで任せたい場合は、目的に合わない可能性があります。
現在の調理体制を活かしながら、献立・発注・食材手配などの周辺業務を減らしたい園に適したサービスといえるでしょう。
6-5. 導入前に無料試食で確認できる
給食サービスは、資料だけでなく、実際の厨房で調理して判断することが重要です。
はぴみるでは、導入前に必要人数分のミールキットを試せる無料試食が案内されています。実際の調理スタッフが園の厨房で使用することで、次の点を確認できます。
- 現在の人員で無理なく調理できるか
- 給食の提供時刻に間に合うか
- レシピの工程や使用器具が厨房に合っているか
- 園児が食べやすい味、硬さ、大きさになっているか
- 納品、検品、保管まで問題なく運用できるか
- 献立作成や食材発注をどの程度削減できるか
味や園児の反応だけでなく、調理開始から洗浄までにかかる時間を測定すると、導入後の業務量を具体的に判断できます。
自園調理を維持しながら給食業務を効率化したい方は、はぴみるの資料請求・無料試食を活用し、現在の運営方法に合うか確認してみてください。
このように、はぴみるは自園調理を維持しながら、献立作成、栄養計算、食材手配、帳票作成などの周辺業務を効率化したい園に適したサービスです。全面委託との違いを理解したうえで、無料試食を通じて調理工程や園児の反応、削減できる業務量を確認すると、導入後の運用を具体的に判断できます。
7. 自園に合う保育園給食業者を選ぼう
保育園給食のおすすめ業者は、園が解決したい課題と、外部へ任せたい業務の範囲によって異なります。
調理スタッフの採用、教育、シフト作成、欠勤対応まで任せたい場合は、給食業務の全面委託が候補です。一方、調理スタッフは確保できており、献立作成、栄養計算、食材発注、買い出しなどを減らしたい場合は、献立・食材提供型のサービスが適しています。
業者を選ぶ際は、料金だけで判断せず、保育施設での実績、献立と栄養管理、アレルギー対応、衛生管理、緊急時の体制、食育、保護者支援まで確認しましょう。また、見積もりでは業者へ任せられる業務と園内に残る業務を明確にし、年間の総コストで比較することが大切です。
なかでも、自園調理の良さを残しながら献立作成や食材手配の負担を軽減したい園には、保育施設向けミールキットの「はぴみる」がおすすめです。
専属の管理栄養士が考えた献立と必要量の食材をまとめて利用でき、離乳食、3大アレルゲンフリー献立、食育コンテンツ、給食だより、監査用データなども相談できます。
まずは無料試食を利用し、調理のしやすさや園児の反応、削減できる業務量を確認したうえで、自園の給食運営に合うかを判断してみてはいかがでしょうか。


